子供 熱があるのに手足が冷たい原因や対処方法は?

子供 熱

子供は常に体温が高いイメージがありますが、中でも特に発熱した時に、頭や額はとても熱くなっているのに、手足がとても冷たい場合があります。「何かの病気!?」とパニックになってしまうかもしれませんが、これはまったく問題ありません。この場合、まだ熱の上がり始めのことが多く、その原因は、熱の分離という現象です。

後半では、この【熱の分離】について詳しくご紹介していきます。

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子供の熱の分離現象

熱の分離現象

大人でも言えることですが、ウィルス等の病原体が体内に入ってくると、身体は体温を上げようとします。これは、体温を上げることにより、自分の免疫力を高め、病原体の働きを弱らせることができる為です。

大人なら多少は自分で体温調節をすることができますが、赤ちゃんや子供は大人ほど体温調節機能が発達していないので、必要以上に汗をかきます。汗が気体になる際に熱も持っていってしまい、手足が冷えているように感じるのです。

また、身体の中から熱を逃がさない為に血管を収縮させるので、血の巡りが悪くなり、手足が冷たくなることもあります。

いずれにせよ、手足が冷たくなっているときは 免疫力を高めて赤ちゃんや子供が病原体と闘っているときなので、汗をかかないように冷房を入れたり、冷えピタを貼ったりして体を冷やすのはやめましょう。

子供に下剤や解熱剤は使ってもいいの?

子供 解熱剤

熱を下げる薬には坐薬の以外に、シロップや粉、錠剤などの種類もありますが、どれも「解熱剤」と言い、小児にも安心してる使える『アセトアミノフェン』のみで作られています。

最近では「小児に解熱剤は使うのは良くない!」などを見かける事も増えてきましたが、これは全てが正しい情報ではなく、アセトアミノフェン以外の解熱剤のことを指しているんです。年齢などで変わってきますが、多くの場合の【使うと良くない解熱剤】というのは、少なくとも病院では処方する事はありません。

解熱剤の効果ですが、病気を治して熱を下げるのではなく、一定時間熱を下げたり、痛みを和らげ楽にするための薬になります。なので、完治するための薬ではありませんが、一時的に何とかしたい用の薬と考えても良いと思いますし、熱があるときに必ず使わなければならない事もありませんが、どんな時でも全く使わない方がいいという訳でもありあません。発熱で少し元気がない等の時に解熱剤を使う程度がいいでしょう。

使う目安としては38.5度と一般的に言われていますが、使い過ぎなければ、厳密に守る必要もありません。まずは状態を確認し、熱によって伴う痛みがどれ位感じているのかを重点において判断して使用するの事が大事になります。

解熱鎮痛剤

余談になりますが、解熱剤は『解熱鎮痛剤』とも呼ばれています。あまり知られてない言葉かもしれませんが、38.5度以上の発熱が無くても、頭痛、耳痛、歯痛などの鎮痛剤としても使われる事もあります。使用目安としての使い方は発熱を同じになります。

よくある話の一つに、家族で持っている解熱剤を使いまわすようなケースがあります。アンヒバ・カロナール・アルピニという座薬であれば、1回分が体重×10mgとなるように計算して使用する事は可能です。

例えば、体重が15kgなら150mgとなるので、1個200mgの座薬であれば4分の3個として分量を合わせて使用すれば大丈夫です。ただし、いまいち分からない方、自信が無い方はやめておいた方が無難です。

また、解熱剤が効きすぎる体質の方は計算通りになる訳ではないので、診察してもらい自分用の処方されたものを使用した方が良いでしょう。この切って使う方法は、小児科医ならよく指示を出しますが、確実に正確に分けられているかどうかが分かりにくい形状をしています。多少の誤差は大丈夫ですが、不安な時は使用を避けてください。

なお、病気の種類や体質によってケースバイケースになるので、それを考慮した上で夜間の発熱や鎮痛目的の場合は、やや多めに使用してみるといった使い方もあります。しかし、普段使用しない方は独断で決めずに、その時の医師の説明に従うようにして下さい。

手足が冷たい場合の対処方法

赤ちゃん 熱

手足が冷たい原因はウイルスなど病原体と闘っているからだとご紹介しました。なので、手足が冷たくなっている時の解消方法としては、基本的に【風邪をひいているときと同じ】で大丈夫です。まずは、布団や服で身体を温めて ゆっくり休ませてあげましょう。時には、ブルブルと震えていることもあるかもしれませんが、これは筋肉を震わせて、熱を作っていることが原因で、無理に下げようとせずに、まずは身体を温めてあげることが必要です。

このような時に一番恐ろしいのが脱水症状です。自分の免疫力を高めるために、赤ちゃんは自分自身をすごく熱くします。汗をたくさんかくとそれだけ水分が体外へ出てしまうので、こまめに水分補給をさせることが大切です。

子供 熱

◇注意するポイント
・寒がっている時は、温かい飲み物を与えて水分補給も必ず行います。

・体温が上がりきると、手足の先まで温まってきます、そうしたら、次の解消方法は体温を下げるようにし、布団は減らし、熱がこもらないようにします。

・汗もたくさんかく為、身体が冷えすぎないように肌着を小まめに換えて、水分補給もしっかりすること

手と足だけとはいっても、身体が冷たくなっていると焦ってしまいますよね。お気持ちはよくわかりますが、まずはあせらずに子供の症状をしっかりみて、それにあった対処法をしてあげてくださいね!

熱がある時はお風呂に入れないほうがいい?

風邪 シャワー

手足が冷たくなっていると、お風呂に入れて身体を温めてあげたくなりますが、熱がある時はお風呂に入れないほうがいいのでしょうか?

現在の日本では、咳や風邪の症状が出ているだけで、発熱がなくてもお風呂に入れていないという家庭を聞くことも多いと思います。高熱もなく、ある程度元気があるようなら、シャワーや入浴は大丈夫です。

実は、逆にお風呂に入れてあげた方が良いケースもあるんです!お風呂に浸かって体温を上げることにより、体の免疫力があがるそうなんです。ただし、注意点がいくつかあります。いくら免疫力が上がるからと言って、体力が低下している時にお風呂に入れるのは返って逆効果になりますので、以下の点を押さえて判断してください。

①熱が38度以上は控える
38度以上の高熱なら本人も辛いですし、無理はさせないほうが良いでしょう。

②体調が悪い時は控える
たとえ熱がなくても、無理をさせて入れる必要はありません。

お風呂に入っても大丈夫なケース

①咳や鼻水が出ていても、元気で食欲もある場合はOK

②風邪の初期や治りかけの時はお風呂に入りましょう

風邪の引き始めや比較的元気な時に効果があります。微熱のように感じられますが、熱が37度台の時にが最も免疫力が強力で、風邪のウイルスも熱で弱化すると言われています。ただし、悪寒を伴う発熱初期には避けましょう。

発熱時のお風呂のポイントはこちら

発熱時のお風呂

・特に冬場はお風呂に入る前に、あらかじめ脱衣所や浴室を暖房とうで温めておきます。また、難しいようであれば、比較的暖かい昼間に入浴させるようにしましょう。

・暖房器具で暖かくできた場合、就寝前に入浴させ、入浴後には水分をたくさん取ってからすぐに寝かせましょう。

・熱を下げるためには、発熱時の体温よりやや低めの微温湯(約37〜38℃程度のぬるま湯)に設定して入浴するのがベストです。そして入浴後はすぐに衣類を着せましょう。

・41℃前後の熱いお湯で長い時間温まった時には、温かい場所で肌着一枚を着る程度だけにし、一度しっかりとほてりを冷ましてから着衣させるようにしましょう。これを行わないと、汗が出たままになってしまい、場合によっては湯冷めして悪化させてしまう事もあります。

焦ってしまう気持ちは分かりますが、子供の様子を見ながら対処していきましょうね!

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